公益社団法人 日本モーターボート選手会

社会貢献活動ニュース

2014年12月1日

被災地におけるボランティア活動報告（平成26年11月20日）

　１１月２０日、石巻市狐崎浜において１２名（選手８名、役職員４名）によりボランティア活動を行い、牡蠣の掃除及び殻剥き作業に取り組みました。

　牡蠣の掃除は、養殖中の牡蠣の貝殻に付着したムール貝やフジツボ等を小型のツルハシを用いて取り除く作業です。
　これらが貝殻に付着した状態では、海中の養分が牡蠣へと十分に行き渡らず、生育の妨げになってしまいます。掃除した牡蠣を再び海に沈めることにより、大きく立派に成長します。

また、今回は出荷用に牡蠣を剥き身にする作業も行いました。 　貝の隙間からナイフを差し込み殻を開け、牡蠣の身を丁寧に取り出す作業ですが、貝を開く作業が想像以上に難しく、最初は一つの牡蠣を処理するのに時間がかかりました。しかし、すぐにコツをつかみ、午前中の作業が終わる頃には地元漁師の方から「スカウトしたいくらい上手です。驚きました！」と絶賛されるほどでした。 　今回のボランティアに参加した選手からは「また次回参加したい」、「普段できない経験を出来た」など感想が聞かれました。