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社会貢献活動ニュース
2016年6月14日
平成28年熊本地震被災地ボランティア活動を実施(7月19日)
 5月、6月に引き続き、4回目となる熊本県益城町での復興支援ボランティア活動を7月19日、前回同様日本財団・黒澤シニアマネージャーによるコーディネートの下、佐野専務をはじめ、福岡支部所属選手を中心に総勢14名(選手11名、職員2名、関係団体職員1名)にて実施しました。
example1  2班に分かれての活動となり、1班は損壊した家屋内にて依頼主に直接指示をいただきながら生活用品等の搬出、ならびに清掃作業を行いました。屋内の家具等が倒壊した様は、当時の地震の強大さをもの語っており、選手たちは薄暗いなか、足場に気を付けながら慎重に作業を進めました。

 もう1班はシイタケ栽培場において、地震により崩壊した菌糸紋(キノコ菌が木口に現れた状態)が表れたほだ木(シイタケを栽培するときに種菌をつける原木)を再度、井げた積みする作業を行いました。これは「本伏せ」と言い、活着した菌糸を原木内に深部まで伸長させる目的で必要外の水分を抜くための作業となります。こちらも依頼主から作業手順等を教わりながら、次々とほだ木を積み上げていきました。
example1 この間、池田選手は別現場にて入浴用の建物の外壁にニスを塗る作業を行いました。この建物は、被災し入浴が困難となった方のために、同地に滞在しボランティア活動を行っていた広島支部登録第3562号山下和彦選手をはじめ、多くのボランティアの協力により建てられた風呂場であり、先日ようやく入浴ができるようになりました。

 当日は九州地方の梅雨明けの翌日で、35度近い気温の中での作業となりましたが、選手たちのチームワーク・フットワークにより順調に作業が進み、作業終了後には両依頼主から感謝の意が伝えられました。

 活動に参加した選手からは「被災地を目の当たりにし、改めて被害の大きさを実感しました。少しでも力になれればと思い、精一杯作業に取り組み充実した時間となりました。また機会があれば参加したいと思います。」など声が聞かれました。
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