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社会貢献活動ニュース
2016年8月10日
平成28年熊本地震被災地ボランティア活動を実施(8月8日)
 平成28年熊本地震による復興支援ボランティア活動を8月8日、日本財団・黒澤シニアマネージャーによるコーディネート及びオープンジャパン様の協力の下、福岡支部所属選手を中心に10名(選手8名、職員2名)と100人を超える学生と一緒に行いました。
example1  今回は、益城町から南阿蘇の地獄温泉に場所を移しました。地獄温泉は4月16日に発生した地震により道路などが土砂崩れにより寸断され完全孤立状態になってしまった地域であることはニュース等で報道されていましたが、その後6月に発生した阿蘇集中豪雨の土石流よりさらに大きな被害を受けました。

 地獄温泉までは、震災前までは熊本市内から1時時間と少しで行けるところですが、現在は各所道路が土砂崩れにより閉鎖され迂回ルートを使用するため2時間を超える道のりとなります。通り過ぎる山々は土砂崩れにより地層が露わになっています。
example1 作業は、夜峯山からの土砂により温泉源を覆われた旅館の土砂等の撤去等です。午前は床上にあった食器棚等を運び出し、床板をバールで取り外し床下に堆積した汚泥を取り除き運搬する作業を行いました。
example1  午後からは2班に分かれ、1班は引き続き床板を取り外す作業を、もう1班は重機では行えない氾濫した川を修復する別作業を行いました。

 当日は気温が30度を超える夏本番の日差しの中での作業となりましたが、多くの学生たちと作業を一緒に行い、作業終了後には互いに労う大きな声が飛び交いました。
example1  活動に参加した選手からは「被災地を目の当たりにし、改めて被害の大きさを実感しました。また、同年代のたくさんの学生が休みを利用してボランティアに参加していること初めて知り、少し誇らしい気持ちになりました。
 今回は彼らに負けないよう精一杯作業に取り組み充実した時間となりました。また機会があれば参加したいと思います。」など声が聞かれました。