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社会貢献活動ニュース
2016年9月13日
被災地におけるボランティア活動報告(平成28年9月12日)
 9月12日、石巻市狐崎浜において11名(選手8名、職員3名)によりボランティア活動を実施し、牡蠣の養殖に使う帆立の貝殻に穴を開ける「牡蠣の原盤作り」に取り組みました。
example1  「原盤」とは、穴を開けた帆立の貝殻を約70枚針金に通したもので、これを海に沈めると、牡蠣の幼生が帆立の貝殻に付着し、約2年かけて私たちが店先で見かけるような牡蠣へと生育します。

 作業工程で、帆立の貝殻と黒い短いプラスチックの筒を交互に針金に通し、最後にペンチで針金をひねり蓋をするのですが、これが難しく最初は苦労したものの、すぐに慣れていき、次々と原盤を完成させていきました。

 当日は雨予報であり天気の崩れが心配されましたが、作業終了まで雨が降ることなく、秋の足音を感じる涼しい風が吹く中での作業となりました。
example1 作業の休憩中には地元漁師の方から「牡蠣は一年中とれるけど、今の時期は身が痩せて美味しくない、一番美味しいのは6月」など、牡蠣に関わるお話を伺ったりしました。
 参加した選手からは、「作業が慣れてきたころで終わってしまって残念、またぜひ参加したい」、「一人でも多くの選手に参加してもらいたい」との声が聞かれました。
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