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社会貢献活動ニュース
2018年6月28日
被災地におけるボランティア活動報告(平成30年6月27日)
 6月27日、日本モーターボート選手会大阪支部のモーターボートレーサー8名と公益社団法人日本モーターボート選手会事務局3名が日本財団・黒澤シニアオフィサーによるコーディネートの下、「大阪北部地震」により被害を受けた大阪府摂津市においてボランティア活動を行いました。
example1  6月18日午前7時58分に大阪府北部を襲ったマグニチュード6.1の地震は、倒壊した住宅は少ないものの、6000棟を超える住宅被害やインフラの停止など市民生活は大きな打撃を受けました。現在も被害が大きく、多くの人が自宅に戻れずに避難所に身を寄せています。また、倒壊したブロック塀の下敷きとなり死亡するという被害も発生しています。地震から1週間余り経ちますが、倒壊した家財の整理や倒壊の恐れがある老朽化したブロック塀の対策など、ボランティアによる人手が必要とされています。
 摂津市昭和園において朝から始まった作業は、倒壊の恐れがある民家のブロック塀を電動のこぎりを使用して取崩し、細かく砕き袋に詰めて搬出する作業を行いました。民家に密接しているため人の手による作業が必要なところがまだ多くあります。午後は場所を茨木市に移し、屋根瓦が崩れ落ちそうな民家の壊れた瓦を撤去し、漏水防止のためブルーシートを掛ける作業を行いました。
example1  この日の大阪は33度を超え、真夏同様の日差しが照りつけるなかでの作業でしたが、各人が気持ちを一つにし、お互いに声を掛け合いながら取り組み、家主や地元関係者から感謝の言葉をいただきました。
example1  作業を終えた選手たちからは「自分たちが住んでる大阪で大きな地震が再び起こるとは思わなかった。被害状況を目の当たりにし、1日でも早く街の整備を行い再び悲しい出来事が起こらないよう少しでも役に立てればと思った」、「避難所にいる方はもちろんのこと、被害に遭われた方が以前の生活に戻れるよう、色々な形で支援していきたい」等の感想が聞かれました。
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