公益社団法人 日本モーターボート選手会

社会貢献活動ニュース

2013年6月18日

被災地におけるボランティア活動報告（5月30日）

　５月３０日、石巻市狐崎浜において８名（選手６名、職員２名）によりボランティア活動を行いました。
　今回も前回（５月１７日）および前々回（４月２６日）同様、牡蠣の養殖に用いる「原盤（※）」を作る作業に取組みました。

　この作業には、針金に通した貝殻が抜け落ちないよう、針金の端をペンチで曲げる工程があり、その曲げ方を地元漁師の方に教わりましたが、これが見た目以上に難しく、最初はなかなか思うように出来ませんでした。次第にコツを掴み、特に犬童千秋選手は漁師の方から「上手ですね。１００点！」と言われる程の腕前でした。

　昼食時には狐崎浜で獲れた魚介類を使った料理を振舞って頂き、とても美味しい料理の数々に参加選手の箸は進みました。
　また、昼食後には地元漁師の方から震災当時の被害や津波の様子をお話しして頂き、選手たちにとっては大変貴重な経験となりました。

　昼食後、作業を再開しましたが、作業終盤頃から強い雨が降り出し、地元の方からの進言により少し早目に作業を終了しました。

※原盤：帆立の貝殻の中心部に穴を開け、針金に通したもの。これを海中に沈め、牡蠣の幼生を付着させ、牡蠣を養殖する。