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社会貢献活動ニュース
2013年10月15日
被災地におけるボランティア活動報告(10月2日)
 10月2日、石巻市狐崎浜において13名(選手9名、職員4名)によりボランティア活動を行いました。

 今回はこれまで同様に牡蠣の養殖に用いる原盤作りに加えて、生育中の牡蠣の掃除作業に取り組みました。


 牡蠣の掃除とは、養殖中の牡蠣の貝殻に付着したムール貝等を小型のツルハシを用いて取り除く作業です。
 これらが貝殻に付着した状態では、海中の養分が牡蠣へと十分に行き渡らず、生育の妨げになってしまいます。


 普段からレース場でプロペラを調整する際にハンマーを使用していることもあって、選手たちのツルハシを持つ姿は様になっており、初めての作業であるにも関わらず慣れた手つきで次々に牡蠣を掃除していきました。
 作業の速さと綺麗な仕上がりに地元漁師の方は「普段からコンマ何ミリという調整をされているの で、本当に上手ですね」とおっしゃっていました。


 当日は雨の降る中、テント内での作業でしたが、地元漁師の方に作業方法を教わりながら、参加選手たちは黙々と作業に取り組みました。
 午後になると雨足が強まり、テントが飛ばされそうになるほどの強風にも見舞われ、それ以上の作業が困難であると判断し、予定より早く作業を切り上げました。
 参加選手からは異口同音に「今回は活動時間が短くなってしまったので、今度は時間いっぱい活動したい」、「時間も人手も必要な作業。今後も活動に参加したい」等、聞かれました。
 また、昼食後には漁港や牡蠣の処理場を見学したほか、作業の休憩時には漁師の方々から色々なお話を聞き、親睦を深めました。

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