公益社団法人 日本モーターボート選手会

社会貢献活動ニュース

2016年6月7日

被災地におけるボランティア活動報告（平成28年6月1日）

　６月１日、石巻市狐崎浜において７名（選手４名、役職員３名）によりボランティア活動を行い、牡蠣の原盤作りに取り組みました。

　原盤とは牡蠣の幼生を付着させ、牡蠣を養殖するために作製するもので、帆立の貝殻の中心部に穴を開け、針金に通し、これを海中に沈めます。

　当日は晴天に恵まれ、気持ちのよい海風が吹く中の作業となりました。

　作業内容は、帆立の貝殻と黒い短いプラスチックの筒を交互に針金に通し、最後にペンチで針金をひねり蓋をします。これが難しく力も必要となるため苦労する人が多いのですが、今回参加した選手たちは直ぐにコツをつかんでいました。地元の方との会話も弾み、全員がボランティア活動経験者ということもあってか、楽しい雰囲気での作業となりました。

　時間が進むにつれ、作業が早くなっていき、終わる頃には、たくさんの原盤が並びました。参加した選手からは、「作業が慣れてきたころで終わってしまって残念、またぜひ参加したい」、「また他の選手を誘ってぜひ参加したい」との声が聞かれました。