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社会貢献活動ニュース
2016年11月15日
被災地におけるボランティア活動報告(平成28年11月2日)
 11月2日、関東地区(群馬、埼玉、東京)のモーターボートレーサー11名が日本財団・黒澤シニアマネージャー並びにボランティア支援団体「オープンジャパン」によるコーディネートの下、台風10号の豪雨により被害を受けた岩手県岩泉町安家(あっか)地区においてボランティア活動を行いました。
example1 安家地区は台風10号の豪雨のため周りの道路が寸断され一時期孤立状態となり、多くの家屋が濁流の猛威にさらされました。被災から2ヵ月余り経ちますが、まだ土砂や流木が多く残りボランティアによる人手が必要とされています。
 現在は、災害発生当初の個人宅を対象としたボランティア活動が広く展開されたことにより、活動対象が庭などのまだ土砂が残る場所にシフトしているとのことでした。
example1  朝から始まった作業は、民家の庭にある土砂及び漂流物の搬出作業を行いました。水害発生直後は大量の土砂と流木に覆われ、重機等を用いて、それらを搬出しましたが、取り除けない分がまだ多く残っています。大量の土砂をひとりひとりがスコップを使い「ネコ」と呼ばれる一輪車に載せ、集積所まで運ぶ作業を手分けして行いました。各人が気持ちを一つにし、お互いに声を掛け合いながら取り組んだ結果、当初の想定よりも速く搬出作業を終了することができました。

 作業を終えた選手たちからは「台風から2ヵ月以上経過しているが、今後もボランティアが必要だと思った。」また、「依頼主からここは雪がかなり積もるので雪が降る前に片付いて良かったとの感謝の声をかけていただき、とてもやり甲斐のある作業だった。」等の感想が聞かれました。
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