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社会貢献活動ニュース
2017年9月14日
被災地におけるボランティア活動報告(平成29年9月13日)
 9月13日、北九州豪雨水害被災地において4回目となるボランティア活動を日本財団・黒澤シニアオフィサーによるコーディネートの下、九州地区の選手9名(福岡・佐賀・長崎各支部3名)、事務局職員3名の計12名にて実施しました。
example1  今回は朝倉市大庭地区での活動となり、同地区の大福幼稚園にて、周囲の側溝に堆積した汚泥の除去作業に取り組みました。同園は現在休園中であるが、10月からの再開を目指し、漂着物等の撤去を進めている最中でした。
 側溝は幅が狭く深さもあり、加えて堆積した汚泥はずっしりと重く、思うように掻き出すことができず悪戦苦闘しましたが、作業の要領を掴んでからは、スピードが上がり、みるみるうちに側溝が綺麗になっていきました。掻き出した泥を2tダンプと軽トラックの荷台に積み、現場と集積所の間を何往復もし、搬出を行いました。今回、地元消防団OBの方々と一緒に声を掛け合いながら協力して作業にあたり、休憩時間には同地区の被災状況を教えて頂いたほか、ボートレースについての質問を受けるなど親睦を深めました。「今度のレース頑張ってね!応援するから!」と声をかけていただく場面もありました。
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 当日は30℃前後の気温で、まだまだ残暑が厳しい中ではありましたが、選手たちのチームワークにより順調に作業が進み、作業終了後には依頼主である、同園園長先生より「こんなにきれいにしていただき、大変うれしいです。これで子供たちも安心して遊ぶことができます」と感謝の意が伝えられました。
 活動に参加した選手からは「今回の一ヵ所だけでもこれほどに泥が溜まっていて驚きました。同様の被害に遭われて困っている人がまだたくさんおられるかと思うと言葉になりません。少しでも被災地の力になれて良かった。一日も早い復興のため、今後も機会があれば是非協力したい」などの声が聞かれました。
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