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社会貢献活動ニュース
2017年10月16日
被災地におけるボランティア活動報告(平成30年10月15日)
 10月15日、日本モーターボート選手会香川支部および岡山支部の選手12名、並びに公益社団法人日本モーターボート選手会事務局3名は「平成30年7月豪雨」により被害を受けた岡山県倉敷市真備町において、4回目のボランティア活動を実施しました。

 被災して早くも3ヶ月が経ち、報道される機会は減りましたが、豪雨がもたらした爪痕は大きく、現在も未着手の家屋等が多数残っており、復旧にはまだまだ時間を要する状況です。
example1  今回は前回の活動と同様、浸水した家屋の床や壁をバールを使い剥ぎ取る作業を行いました。同作業は水に浸された床や壁の中にある断熱材にカビが発生していることから、家屋の復旧においてこれを除去することが必要不可欠です。しかしながら、家屋の基盤となる柱を壊さぬよう慎重に進める必要があることから、重機による作業が行えず、人手による作業が必要とされています。
 作業が完了することで、住民の方は同じ場所に家を建て直すこともできるようになり、これからどのように生活していくか選択の幅が広がります。
 この日は夏の厳しい暑さも過ぎ、穏やかな秋の気候の中ではありましたが、カビの臭いはきつく厳しい環境の中、選手一人一人が積極的に取り組んだことにより順調に進み、作業終了後には地元関係者から感謝の言葉を頂きました。
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 作業を終えた選手からは「3ヶ月経過した今でも復旧にはまだまだ時間がかかると感じた。これからは、被災当初とはボランティアのニーズが変わってくるとは思うが、少しでも被災地の力になるように色々な形で支援していきたい。」等の感想が聞かれました。
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