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社会貢献活動ニュース
2019年11月21日
被災地におけるボランティア活動報告(令和元年11月20日)
example1  11月20日、日本モーターボート選手会群馬支部および埼玉支部所属のボートレーサー16名と、公益社団法人日本モーターボート選手会 上瀧和則会長および事務局3名、総勢20名が「令和元年台風第19号」により被害を受けた栃木県鹿沼市の「鹿沼市立粕尾小学校」においてボランティア活動を行いました。今回で鹿沼市におけるボランティア活動は4回目になります。
example1  同小学校は裏山が崩れたことで、大量の土砂や流木が押し寄せ、体育館が泥の海と化し、自衛隊や他のボランティアの手により片付けが進められてきました。
 前日までとは打って変わり、時折強い北風が吹きつける厳しい環境の中、体育館裏の土砂を撤去する班と側溝に溜まった土砂を片付ける班に分かれて作業は行われ、自衛隊の重機により大部分の土砂は片付けられていたものの、狭い場所や側溝に溜まった土砂の撤去は重機では行えず、先月12日の被災から早くも1カ月が経過し、市街地は以前の落ち着きを取り戻しつつありますが、郊外の復興は遅れており、依然としてボランティアの手を必要としております。
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 日当たりがあまりよくない場所のためか、土砂には未だに多くの水分が含まれており、多大な労力を要する作業となりました。選手たちは全身泥まみれになりながらも、懸命に作業に取り組むことで、作業は驚異的なスピードで進みました。作業開始時にはふくらはぎ位の高さまで土砂は溜まっていましたが、きれいに片付けることが出来ました。
 参加選手から「被災から1カ月が経ち、ニュースでも報道される機会が減ってきたので復興が進んだものだと思っていました。しかし、実際に現場を目にするとまだまだ復興が進んでいない現状に驚きました。今後も積極的にボランティア活動に参加していきたいです」という感想を述べていました。
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