公益社団法人 日本モーターボート選手会

社会貢献活動ニュース

2024年4月24日

令和6年能登半島地震被災地復興支援活動

　4月19日、「令和6年能登半島地震」で甚大な被害を受けた石川県珠洲市三崎町における復興支援活動に、福井支部所属選手7名と事務局5名が参加しました。 活動日当日の朝7時、夜明け前から自家用車を走らせ、選手達は本拠地となる同市蛸島町内・蛸島漁港のベースに到着しました。この日の作業はコメ農家の倒壊した倉庫の解体で、DRT JAPAN（災害ボランティア活動をする技術系NPO団体）と協力しての実施となりました。

　始めのうちは、地震発生から3ヵ月以上経ってもほとんど手つかずの瓦礫の山に戸惑い、作業にも不慣れだった選手達も、次第に、アスリートらしい機敏な動きで活躍を見せるようになっていきました。声を掛け合いながら連携を取り作業を進めていく姿に、地元住民の方からは「凄いスピードで作業が進んでいてびっくりした」と言っていただきました。また休憩時には談笑しながらボートレースの魅力を伝えるなどの積極的に交流する姿も見られ、作業終了後には何度も感謝の言葉を贈られていました。

　活動に参加した寺嶋雄選手（福井支部理事長・登録第3870号）は、「まずは、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。この現場に来るまでにいくつもの家や道が壊れているところを見ましたが、一瞬で今まであった日常が壊れてしまったのだと感じ、少しでも何か力になりたいと強く思いました。前に進むため、復興に向けて自分たちで出来ることがあれば、これからもお手伝いしたいです」と語りました。