当会はハンセン病制圧のため、日本財団の「社会貢献ボートレース基金」に対して、会員であるボートレーサーから募った1,500万円を2013年より毎年継続的に寄付しております。また、令和6年1月1日に発生した能登半島地震および同年9月21日から23日にかけて発生した能登半島豪雨災害の復興支援のために、日本財団の「災害復興支援特別基金」に会員から募った955万1,600円を寄付いたしました。この功績が評価され、紺綬褒章を受章する運びとなりました。
桐生選手も令和6年能登半島地震の復興支援のため、自身の獲得賞金の一部を公益財団法人日本財団「災害復興支援特別基金」に寄付したことが評価され、令和6年10月26日に紺綬褒章を受章いたしました。褒状伝達式には瓜生正義代表が出席し、桐生選手の代理として褒状を受章いたしました。
紺綬褒章とは、公益のために私財を寄付した顕著な功績を有する個人または法人・団体に対して、内閣の助言と承認のもとに天皇陛下から授与される栄誉ある褒章です。同章を受章するには、国や地方公共団体、または内閣府省君局が認定する公益団体への一定額以上の寄付が必要条件となります。
当会は、ハンセン病制圧活動への支援をはじめ、「誰もが豊かな生活を営める共生社会」の実現を目指し、P.UNITED(パラスポーツ9中央競技団体)を主とするパラスポーツへの協賛、パラスポーツ大会へのボランティア活動、災害被災地等におけるボランティア活動、各支部による地域や困窮者への支援活動など、多岐に渡る社会貢献活動を継続しております。また、勤労青少年水上スポーツセンターを拠点とした地域振興や海事思想の普及を目的とする各種イベントも展開し、「社会貢献に資する日本一のプロアスリートの団体」として更なる邁進を続けてまいります。
なお、当会が紺綬褒章を受章するのは平成29年4月、令和5年12月に続き3度目ですが、個人では今までに吉田拡郎選手、毒島誠選手、徳増秀樹選手、瓜生正義選手の4名が受章しており、桐生選手が5人目となります。
桐生順平「この度の受章大変うれしく思います。また、これにとどまらず支援活動を続けていきたいと考えています。一層ファンの皆様のご期待に応える走りを続けていきますので、今後とも、ご声援のほど宜しくお願いします。」
瓜生代表「紺綬褒章を受章できたことを光栄に思います。これもひとえに、日頃から応援していただいているファンの皆様方のご声援と、モーターボート事業に携わっていただいている関係団体の皆様、さらに選手各位の絶え間ない支援・協力の賜物であると深く感謝申し上げます。今後も社会貢献活動に尽力し、ボートレースを通じて多くの方々に喜びと希望をお届けできるよう、一層努力してまいります。」