登録第4238号の毒島誠選手(群馬)は令和2年5月に続き二度目となる紺綬褒章を令和7年6月21日付で受章しました。
9月30日(火)に、褒章伝達式が公益財団法人日本財団ビルにおいて開催され、尾形武寿日本財団会長より毒島選手に紺綬褒章が授与されました。
毒島選手は、自然災害発生時に被災地支援として獲得賞金の一部を日本財団「災害復興特別基金」および「子どもサポート基金」へ継続的に寄付されており、これらの功績により国土交通省から推薦を受け、閣議決定を経て今回の受章に至りました。
紺綬褒章:公益のために私財(個人は500万円以上、団体は1,000万円以上)を寄附した者を対象とする紺綬褒章は、表彰されるべき事績の生じた都度、各府省等の推薦に基づき審査をし、授与を行っています。国、地方公共団体又は公益団体(公益を目的とし、法人格を有し、公益の増進に著しく寄与する事業を行う団体であって、当該団体に関係の深い府省等の申請に基づき賞勲局が認定した団体)に対する寄附が授与の対象となります。
【毒島選手のコメント】
私が特に力を入れて支援したいことが二つあります。
第一に、昨今多発している自然災害による被災者への支援です。自分が実際に現地に行って活動するのはなかなか難しいですが、その中でも何が自分にできるのかを考えて支援しております。
第二には、子どもたちが将来に夢や希望を持って、自分らしく社会で活躍できるような環境を作っていくことです。それはボートレーサーとして果たすべき大切な役割だと感じています。みんなが安心して過ごせる場所をつくるお手伝いができれば嬉しいです。
ボートレーサーという立場を活かし、レースを通じて得た成果を被災者支援ならびに子どもたちの「第3の居場所」づくりに役立ていただければ幸いです。11月から皆さんに元気を届けられるように全力でレースに取り組みます。
【瓜生代表のコメント】
毒島誠選手、このたびの2度目の紺綬褒章の受章、本当におめでとうございます。選手として素晴らしい成績を残されているのはもちろんですが、被災地支援や子どもたちの未来づくりのためにご自身の賞金を惜しみなく寄付されるその姿勢は、私たち選手みんなの誇りですし、とても大きな刺激をもらっています。毒島選手の熱い思いと行動力に心から敬意を表します。これからも選手会として、社会に貢献できる活動を一緒に進めていきたいと思います。